観光ガイド/travel tips NO.3 -福島県、会津若松-
今年は明治維新150年の年ですね。
薩摩や長州など、明治維新を推進した藩の地方は「明治維新150年」と言いますが、戊辰戦争で負けた側、つまり会津など東北地方は「戊辰150年」という言い方をします。
同じ年の同じ出来事なのに、”明治維新”という目的を達成した側と、”戊辰戦争”に負け、戦ったものを讃えようという側では、全く捉え方が違いますね。
私は長州藩が好きなので、会津若松を訪れた際には、少し違和感を感じましたが、誰かが勝つためには誰かが負けなければいけない、という、the歴史の難しさのようなものを感じました。
ということで、今回は福島県の会津若松の観光情報を紹介します。
1. 会津若松までのアクセス
新宿から高速バス
時間、コスト、手間を考えると、高速バスがおすすめです。
6時間ほどで会津若松に到着します。
私は、コストと手間を抑えるために新宿を23時過ぎに出発し、朝の5時半に会津若松に到着する夜行バスを利用しました。
冬は特に要注意です!!!
会津若松駅は、そんなに大きい駅、ターミナルではないため、駅内には早朝から空いているカフェなどはありません。
また、近くに24時間空いているマクドナルドなどもありません。
結局 -6℃の中を、30分ほど歩いて、早朝から営業していたDenny'sに行きました。
私が行ったのは2018年2月なので、今の状況はわかりませんが、Denny'sが一番近いカフェだと思われます。
多少値は張りますが、東京駅から一旦郡山まで行き、そこからJR(所要時間は約3時間)という手もあります。
2. 会津若松でのアクセス
朝の8時ごろから周遊バスが二種類運行しています。
一日乗車券もあるようなので、うまく利用すれば効率よくまわれます。
(私は歩きながら気まぐれで決めるのも好きなので、バスはほとんど利用しませんでした)
3. 会津若松のおすすめ観光スポット
会津若松に来たらここは絶対に外せません!!
層がとても美しいお城です。
戊辰戦争で要となった城で、その際に焼けてしまいましたが、再建されています。
会津若松は、大河ドラマ「八重の桜」の舞台になった場所なので、お城の中には、ドラマで使用された衣装の展示もありました。
滝廉太郎の名曲「荒城の月」ができた場所とも言われています。
お城のすぐ近くには、麟閣があり、温かいお抹茶とほんのり甘い和菓子がいただけます。
寒さで痺れた体に沁みますね。
白虎隊自刃の地
戊辰戦争の際に15-17才の青年で結成された隊で、懸命に戦ったのち、会津若松城を追われ、城が焼け落ちるのを見ながら、この高台で自刃したと言われています。
この高台からは、今も会津若松城が見ることができます。
150年前に若き戦士たちが無念の思いを胸に見た景色を、ここから眺めるのはいかがでしょうか。
冬場に訪れる際は要注意です!!
雪で道や階段が埋まってしまい、石碑まで行くことが危険なこともあります。
(私もそうでしたが、せっかく来たからどうしても見たい!ということで、決死の覚悟でなんとかたどり着きました笑)
さざえ堂
建物の中が、さざえの貝殻のようになっていて、1つの道をぐるぐると登って降りているはずなのに、行きと帰りでは違う場所を通っている、というなんとも不思議な建物です。言葉で説明するのはとても難しいので、気になった方は行ってみて下さい。
百聞は一見にしかずです!!
さざえ堂は、白虎隊自刃の地のすぐ近くにあります。
が、こちらも要注意です。
雪で道が埋まる、または凍っていることがあり、階段を降りるのは本当に危険でした...
自刃の地、さざえ堂の麓にはお土産やさんがあり、店主のおじちゃんが温かいお茶をくれます。
七日町通り
ここに来るのにはバスを利用しました。
雑貨屋さんや、カフェなどがある通りですが、鎌倉の小町通りや、金沢の東茶屋街のようなものを想像していた私は、正直驚きました。
お店が全然ありません!!笑
ですが、古き良き町並みを楽しみながら、歩くのには良いと思います。
寒かったので、たまたま見つけたカフェでモンブランを食べました。
ご当地グルメ!ではありませんでしたが、とても美味しかったです。
4. 会津若松のグルメ・お土産
会津若松城のお堀から少し歩いたところにあるレストハウスでいただきました。
ボリューミーで美味しかったです。
天神様くいっちい
会津若松のチーズ饅頭です。
モンブランを食べたカフェでも売っていたのですが、CMの歌が特徴的で頭から離れませんでした。
ままどうる
いかがでしたでしょうか。
冬の会津若松はとにかく寒かったです。
夜行バスを利用する際は要注意です!!